フローリストの仕事の中心は、花を選び、束ね、手渡すこと。けれど実際の業務では、受注確認・配送指示の入力・お客様へのご連絡など、花以外の作業が一日の相当な時間を占めます。

I'llony Console は、その「花以外の時間」をテクノロジーで減らすためにアイロニーチームが開発している業務アプリです。受注(ECサイト)から制作・発送・アフターフォローまで、一連の作業をひとつの画面で完結させることを目指します。

北極星KPI

1注文あたりの作業時間

約7分 2〜3分

受注確認から発送完了メール送信までの作業時間を、現状の約7分から2〜3分に短縮することを最初のゴールに。1日20件の店舗なら 約140分 → 40〜60分。削減した時間は、ブーケを仕上げる時間・お客様と向き合う時間・創作の時間に戻します。

AIが立ち入らない3つの領域

  • アイロニーの美学とポリシー — ブランドとして守ることはアルゴリズムに任せない
  • ブーケ作りの手仕事 — 花を選び形をつくる作業はフローリストの手が担う。アプリは前後を支援
  • 人の心の核心 — お客様の気持ちに触れる判断は最終的に人が行う

3つの設計原則

水際原則 AIは下準備(メール文面の下書き・配送ラベルのデータ生成など確認前の作業)を担当。最終的な「確認して送信」は必ず担当者が行う。自動送信はしない。
感性案件フラグ お悔やみ・大切な記念日・長年ご愛顧のお客様など感性や経験が必要な対応は「感性案件」として区別し、担当者が直接対応する経路に入る。

フェーズ別ロードマップ

2026年6月16日 時点 — 現在地: Phase 1

〜2026年6月上旬
完了

Phase 0

準備・設計


ゴール 開発と検証の土台を整える
スコープ 設計・接続確認のみ(実運用なし)
成果
  • ECサイト基盤とアプリの接続設計が完了
  • お客様が注文時に選ぶ設問(クール便の有無・ブーケの形・ご用途・お色目など)とアプリ各項目の対応を実データで確認済み
  • Phase 1 スコープを確定(2026年6月11日決定)
〜2026年6月17日
進行中 ◀ 現在地

Phase 1

第1回検証


ゴール 実際の業務フローでアプリが正しく機能するかを確かめる最初のゲート
スコープ 生花ギフト/ECサイト経由の注文のみ
内容
  • 2026年6月16日(火)に業務詳細のすり合わせを実施済み(オーナー・スタッフ評価の入力運用、変換辞書の追加方針などを確定。詳細は議事録参照)
  • 検証で見えた課題をPhase 2へ反映
2026年7月10日
予定

Phase 2

仮リリース


ゴール Phase 1の検証結果を反映した実運用版での稼働開始
スコープ Phase 1の結果により調整予定
内容 具体的な機能追加・修正はPhase 1の検証結果を受けて決定(現時点では未確定)
2026年8月31日
予定

Phase 3

全商品対応


ゴール Phase 1対象外だったカテゴリへの段階的な拡張
スコープ 拡張予定(詳細はPhase 2完了後に確定)
内容 Phase 1では生花ギフト・ECサイト経由のみが対象。Phase 3で対応カテゴリを広げる予定(対象詳細はPhase 2完了後に確定)
2026年9月15日(予定)
予定

Phase 4 — ゴール

本番リリース


ゴール 全社正式稼働
スコープ 検証結果により確定予定
内容 全社での正式稼働を2026年9月15日に予定。具体的な機能範囲と運用体制はPhase 2・3の検証結果を踏まえて確定